♫空にそびえるくろがねの城
スーパーロボット マジンガーＺ
無敵の力はぼくらのために
正義の心をパイルダー オン
飛ばせ鉄拳 ロケットパンチ
今だ出すんだ ブレストファイヤー
マジンゴー！マジンゴー マジンガーゼッーーーート！♪
カネキ近藤農園の近藤です。
水木一郎氏の突然の訃報に悲しみを感じております。
『マジンガーZ』、『グレートマジンガー』、
『バビル2世』、『侍ジャイアンツ』、
『ゲッターロボ』 、『コンバトラーV』、
『がんばれロボコン』、『仮面ライダーストロンガー』
水木一郎氏の歌は、
ぼくたちの
幼児期のきらめきの明確な一部でした。
多くの熱き魂の
歌声をありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りします。 アニキ…
今年はマジンガーZ50周年というメモリアルの年の訃報。
猪木もそうでした。
新日本プロレスは50周年なんです。
ちなみにぼくも50周年。
この方たちの魂をぼくは受け継いでいきたいと思います。
今日は、追悼の意味を込めて
『マジンガーZ』を書きますね。
この期に及んで書くまでもない。
『マジンガーZ』はスーパーロボットの代名詞でもあり
エポックメーキングとも言えるテレビアニメ。
今のように「アニメ」や「特撮」という言葉はなく、
幼児の視聴を対象とした放送番組は
「テレビまんが」と言われていた頃。
この“テレビまんが”に
男の子たちはフィーバーしていました。
断定的な書き方をしてしまいますが、
アラフィフ世代のネギダンで『マジンガーZ』
を未鑑賞の人はいるのでしょうか？
否、いるわけがないのです。
あの時代は再放送も再三再四やっていただけに
それで見ていた人たちもたくさんいました。
ぼくも、ドンピシャは「グレートマジンガー」なんだけど、
「マジンガーZ」は再放送派。
ぼくが生まれた年に放送開始だからね。
したがって、想定されるところでは、
今の40代以上の“元・男の子”は
総じて見ていたと言っても過言ではありません。
『マジンガーZ』に『仮面ライダー』に『ウルトラマン』。
それが男児の共通言語だったのでしょう。
（女児の事例は異なるだろうけど・・・）
今みたいに
「大半の子が知っているが、知らない子もいる」
といった域ではないのです。
男の子たちには知名度抜群。男児社会に定着していたのです。
いずれにしても子供用番組の
最高視聴率が30％を超えたのですから。
いくつもある決めワザや
兵器で攻め立てて奮闘するヒーローロボット。
手強くなる敵のその上をいくスーパーロボット。
クールだが、人なつっこい主人公。
なにもかもがぼくらの心を奪いました。
あ！そういれば、じゃなくてそういえば、
子供の頃、マジンガーZの
超合金が欲しいとクリスマスにお願いしましたが、
ぶら下げた靴下の中には
筆箱と鉛筆と消しゴムが入っていました。
サンタさんは
「遊んでないで勉強しなさい」と言いたかったのでしょう…..
おふくろぉぉぉ。。。
マジンガーZこそ、
乗務員が
乗り込む搭乗型巨大ロボットの
パイオニアとなっています。
爆発的人気となった本作は約2年間放送され、
その最終話は著しく鮮烈でした。
マジンガーZが
ひょっと出現した新しい敵に
ボロボロのフルボッコにされて風前の灯火状態。
実際に腹立たしくて泣いたんだよね。
そのような喪失感の中
グレートマジンガーが悠々と現れ
ミケーネの戦闘獣を
驚異的な力で粉砕するんだけど・・・
それが強くやりきれなさを増したんだよなぁ。
そのラストであちこちを破壊されながらも
挑み続けるマジンガーZのバックで流れるバラード
･･･ ぼくの幼き頃の記憶。
どれだけ負けても、
どれだけどん底に追い込まれても、
そこで下を向くんじゃなくて、
そこから這い上がってやろうとするスピリットは
たぶんここで学んだと思う。
これこそが男の生き方。
体が動くギリギリまで戦っていたい。
次代の主人公。
ハイレベルな敵との戦闘へと
バトンタッチされていくこの最終回に、
ぼくらは雷に打たれた。
その流れで続き物となる
『グレートマジンガー』が放送され、
これも一時代を築いた作品となりました。
マジンガーZの最終回を見ると、
具志堅用高の最後の試合や
千代の富士の引退と被るんだよなぁ。
どんな強いヒーローでも、いつか必ず負ける。
それを教えてくれた名シーンだと思うわ。
…と書いてきましたが、
アラフィフ・ネギダンの中には
「その程度のことなら、知っているよ！」
という方もたくさんいたでしょう。
ひとまずこれは
「『マジンガーZ』は当然見ていたが、
アニメファンにはならなかった」
というアラフィフ・ネギダンたちへ
記憶の彼方にあったものを蘇らせるため、
だったとでも思って欲しいのです。
昭和の時代、
子供だったぼくたちが一心不乱になって見ていたテレビまんが。
ヒーローやヒロイン、
ロボットや宇宙、未来に憧れて、
みんなが口ずさんだテレビまんがの主題曲は、
いまもってあのノスタルジックな世界へと
ぼくらを誘い寄せます。
子供時代マジンガーZをみて、
水木氏の歌を聞いて育ったぼくたちは、
あなたを忘れない。
人の死は、二度訪れる。
人として死ぬ時と、忘れ去られる時。
それじゃ、今日はこの辺で。
良い一日を〜♪( ‘ω’ و(و ”
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