カネキ近藤農園

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【驚愕】話しだしたらあの頃の思い出が大暴走。80年代を突っ切った伝説のバイクの話し。

「いつか終わる。ドラマも、人生も。
だから、そのギリギリ手前まで、
とっ散らかってていいんじゃないかね?
最終回が決まってないなんてさ、最高じゃん」

―『不適切にもほどがある!』(2024年1月26日~3月29日放送・TBS系テレビドラマ)
第7話 劇中 小川市郎(阿部サダヲ)の言葉

 

 

 

はい、どーも、
【主役になれる野菜·矢切ねぎ】
魅力伝道師の近藤です笑

 

 

 

50’sのネギージョ・ネギダンの皆さま、
おはようございます いかがお過ごしでしょうか?
自分は、朝食に昨夜の酒のつまみのししゃもを食べようと
電子レンジで温めなおしたら大爆発を起こしました。

 

 

 

さて、先日、
中古バイクのサイトを見ていたら・・・・

 

 

CBX400F
中古価格が・・・679万円!!!

 

 

さらには、オーマイガッの~~~~720万円!!!

 

 

 

リアリーーーーー!?

 

 

 

82年の販売価格は47万円ですよ。
およそ15倍のプライスが付いている・・・
とてつもないバイクになってしまったんだ~~~CBX。

 

 

 

ビックリを突き抜けて、
開いた口が塞がりません。

 

 

只今、CBXを保有している方は
盗難に留意してください。

 

 

 

どうやら・・・
高速道路で走行中のCBXを探し出し
車で幅寄せして問答無用で路肩に停車させ、
ライダーをCBXから引きはがすそうです。

 

 

 

さらに、追い打ちをかけるように
車の助手席に乗っていた者が
そのままCBXを乗っていっちゃうそうです。

 

 

 

つまり、強奪。

 

 

さらっと書いてしまいましたが、
全てアンビリバボークラスの凄い事が起こっています。

 

 

 

異国の話しではないのです。

 

 

 

我が国の事例です。

 

 

 

走行中のバイクを奪い取るなんて・・・
耳を疑うような話しです。

 

 

 

まぁ、高速を走行できるくらいに
エンジンが丈夫でバリバリ動いているのなら
納屋で長期間動かしていないCBXよりも
間違いなく良好・・・だというのは理解できますが。

 

 

 

無茶苦茶すぎて
CBX乗りの方は
外出できませんね。

 

 

 

・・・紛れもなく状態が良ければ
720万円にもなるのなら・・・・

 

 

 

・・・いやいや

 

 

 

バイクの窃盗なんてもってのほか!

 

 

 

「盗んだバイクで走り出す
行き先も解らぬまま暗い夜の帳りの中へ」
―「15の夜」(歌)尾崎豊(作詞)尾崎豊 (作曲)尾崎豊
より一部引用

 

 

 

と歌っていた尾崎豊だって怒りますよ。

 

 

 

当時、CBXに乗っていた人が
あらためて購入しているのでしょうか????

 

 

 

依然として、相場が高く、人気車種なのは、
どうやら漫画『東京卍リベンジャーズ』の
影響もあるらしいですが・・・。

 

 

 

東京卍會の創設メンバーで、
参番隊隊長の「パーちん」こと
林田 春樹の愛車として出ていましたから。

 

 

CBXはけっこう漫画や映画にも登場していて。

 

 

 

ぼくが、始めに接したのは
『ハイティーン・ブギ』。

 

 

 

友達のお姉さんの部屋に桃色の
背表紙が並べられていたことを記憶しています。

 

 

バイク漫画というよりはラブストーリーで、
連載初期では主人公の恋人・翔の
バイクが正確に描写できておらず、
物語の半ばぐらいからGS400で
固定され描写も精度があがってきました。

 

 

マッチこと近藤真彦主演の映画版は
1982年に世に出され、そこで翔のバイクが
CBX400Fにすり替わっていたのは、
1980年代を象徴する
傑作・CBXが登場したタイミングだったからでしょう。

 

 

 

その時代はみんな特別なことではなく、
16歳になるとバイクの免許に主眼を置いていました。

 

 

 

余談ですが、ひとクラス46人中(男女共学だった)、
男も女も30人はバイクに乗っていた。あの頃 (笑)。

 

 

 

3ない運動(高校生を対象にバイクの
「免許を取らせない」「買わせない」「運転させない」
の三つを指針とした運動)全盛期だったんですけどね。

 

 

 

運転免許試験場は平日でもたくさんの受験者が押し寄せ、
高校を仮病で休み、行った先では
同級生が何人も試験を受けにきていました。

 

 

 

それくらいだったのです。

 

 

 

率直な意見としては、
若い時は二輪くらい乗ったらいいと思います。

 

 

 

あっちこっちに
スピーディに行けるようになるのは、普通に都合が良い。

 

 

 

以前まで不可能だったことが可能になり、
見聞を広められます。

 

 

 

友人、恋人ができるトリガーになるかも分かりません。

 

 

 

そのターニングポイントが
意外と重要だったりするのが青年期で、
あわせて1980年代はバイクというマシンが活躍し、
彼らに勇気を与える存在だったことは言うまでもありません。

 

 

 

一方、バイクという魔法の演出効果が働く時間は
とても短いのです。

 

 

 

その価値のある刹那をクローズアップした作品が
『ホットロード』でしょう。

 

 

14歳だったヒロインの和希が
高校生になるまでの時間は、
我々の時間に換算すると
およそ10年にあたるような気がします。

 

 

 

そのような和希と春山の周辺にはいつもバイクがあり、
不安定な年頃の思春期を
不安定なバイクという乗り物が強烈に揺さぶり、
ともすれば、傷を負わせながら
二人をつくり上げていきます。

 

 

 

その『ホットロード』に登場するバイクは、
連載がスタートした1985年当時に
若者にもてはやされたCBR400F。

 

 

 

主人公の恋人・春山の愛車で、
CBX400Fの後継機種になります。

 

 

 

続いて、書き足すと、
春山は暴走族のリーダーになった時に
前任からCB400フォアも譲り受けています。

 

 

 

ホンダの4気筒400ccの
CB、CBX、CBRは、
1980年代を疾風の如く走り抜けた
バイクの王族と言っても
決して大げさな表現ではありません。

 

 

 

また、最近では、
ドラマ『不適切にもほどがある!』
にもCBXは登場しました。

 

 

 

同ドラマの第4話では、
市郎(阿部サダヲ)の娘である高校生の純子(河合優実)が、
周りからなおざりにされる自らの境遇に苦しさを感じ、
ムッチ先輩(磯村勇斗)のもとに足を運ぶシーンが出てきます。

 

 

 

「誰かのバイクでどこかに行きたくなっただけ」
という純子を後ろに乗っけて、
ムッチ先輩が走らせたバイクがCBXでした。

 

 

 

ぼくは・・・
「俺のバイクはCBX」
のようなくだりを見落としませんでした。

 

 

 

純子のことが好きな同級生の男の子が、
ムッチ先輩に果し合いを持ち掛ける光景では、
「突然、CBXをキックで倒す」という一コマがあり、
無意識にボルテージがあがってしまいました。

 

 

 

これも余談ですが、
ムッチ先輩は愛称からもわかる通り
「マッチ」を慕う役柄で、
その徹し方は自分の息子に
「真彦」(磯村勇斗、二役)と名付けるほど。

 

 

オチとして、
このCBX400Fは、さっき述べた近藤真彦が主役をはった
『ハイティーン・ブギ』で
乗ったバイクだったということになるわけです。

 

 

 

適正水準より高ければ、
既述の値打ちのCBX400Fのインテグラ。

 

 

推察するに、このドラマのどんな車輌や小道具の中でも、
際立って出費がかさんだのではないでしょうか?

 

 

 

共にドラマを見ていた妻は、
その後、完膚なきまでに
ボコボコにされた中学生を見て、
「かわいそうに」と言っていました。

 

 

 

ぼくは、
かわいそうなのは、
倒されたCBXの方だ!
と胸の中で訴えました。

 

 

 

えっ、そりゃ、口に出さずに胸の中ですよ。

 

 

男ってそういうものだろ(笑)。

 

 

クドカン(宮藤官九郎)は、
1970年生まれだから
・・・ぼくらと同じ時代の空気を吸ったことになります。

 

 

 

毎回、ぼくら世代の
どこかにしまっていたような過去の恥ずかしい話しを
上手い具合に炙り出してくるなぁと感心しています。

 

 

 

すねの古傷がズキズキ痛みます(笑)。

 

 

 

まぁ、ここまで書いてきてアレなのですが、
自分的には
CBXは・・・嫌というほど???乗ったので
そこまで欲しくはありません。

 

 

 

今では720万円もしてしまう???バイクに
なぜ嫌というほど乗っていたのか???

 

 

 

それこそかつてCBXは
至る所に溢れ返っていたのです。

 

 

 

総じて地元の伝承のバイク。
伝承と言えばカッコがいいですが、
要するに、先輩からの単なる御下がりは
CBXでしたし。

 

 

 

ひと昔前は中古で10万円代で買えましたし。

 

 

 

それのみか、今では信じられないけれど・・・
河川敷に捨てられたりしていて。

 

 

 

エンジンがパタついてきたら、
そこから拝借していたのでした。

 

 

 

もう石でも投げればCBXにあたっちゃうレベル。

 

 

 

高校のクラスだけでも
30人中6人ぐらいは乗っていたんじゃないかなぁ。

 

 

 

RPM P管にド定番BEETの
テールカウルにアルフィンカバーをつけて。

 

 

RPM P管を焚き火にくべて消音材焼ききっての
鉄板マフラーだったけれど・・・
このサウンドが好きでCBXを
乗り回していたところはあったなぁ。

 

 

 

モリワキつけている連中も多かったけど、
お世辞にもいい音だとは思わないんだよね。

 

 

 

CBRはまだいけるけど
CBXでは音が太すぎるんだよねぇ。

 

 

 

その時の男の子は、
MBX50でミッションのバイクに慣れて
中型のCBXというのがデフォでしたから。

 

 

 

そういった遠い記憶・・・しかないCBX。

 

 

 

それが・・・720万円とは。

 

 

 

漫画やアニメ、それだけでなく
映画・ドラマなどで取り入れられたバイクは
先々どのように価値が爆上がりするか分かりませんね。

 

 

 

最後まで読んでくださったあなたに
心よりの感謝を。

 

 

次回はもっと面白い記事を書くのでお楽しみに!
感想やご意見は、X(@kondo_yas)でお待ちしております。

 

 

それじゃ、今日はこの辺で。

 

 

良い一日を〜♪( ‘ω’ و(و ”

 

 

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