カネキ近藤農園

お気軽にこちら

人事を尽くして天命を待つ

日本各地の様々な災害により

被害にあわれた地域の皆様には、

心よりお見舞い申し上げます。

 

 

 

 

 

一日も早く平穏な日常生活を

取り戻せることを願っています。

 

 

 

 

 

せっかく丹精込めて作られた

同業の方々の気持ちを思うと心が痛みます。

 

 

 

 

 

こんにちは、カネキ近藤農園の近藤です。

 

 

 

 

 

人事を尽くして天命を待つ

(じんじをつくしててんめいをまつ)

 

 

 

 

 

少し耳にしただけでは

真意を汲み取りにくいのですが、

考察すると、

味わいのある言葉です。

 

 

 

 

 

人事を尽くして天命を待つとは

あらゆる措置を講じるが、

結果は定めに従う、ということです。

 

 

 

 

 

簡単に言えば、

出来る限りのことをやったら、

天命を待つ、という意味合い。

 

 

 

 

 

このことわざは

単純明快に何かを伝授してくれている、

というものではありません。

 

 

 

 

 

天命とは、

人の力では

どうすることもできない運命という意味。

 

 

 

 

 

そのため、これだけでは、

どう対処すべきなのか分かりづらいばかりか

 

「どっちみちどんだけ努力しても

神さまの機嫌次第なら、

どうにでもなれ」

 

 

 

 

 

 

的な、まるでダメな考えに

とられかねません。

 

 

 

 

 

それでは、どういった主旨なのでしょうか。

 

 

 

 

 

しっかり考えてみたいと思います。

 

 

 

 

 

ぼくが「人事を尽くして天命を待つ」

という教訓を気に入っている根拠のひとつは

 

全てをやり切ったら、

結末がどうなっても心残りはないもの・・・・・

このことわざは、

それを教えてくれているように思うからです。

 

 

 

 

農家にとって絶対に勝てないのが天気!

今回のような災害だったり、

秋の長雨の時期が、カラカラだったり、

ぼくにはどうすることもできないのです。

 

 

 

 

手段を尽くす、

詰まる所、人事を尽くすというのは

大切な教えがあるんじゃないかと思います。

 

 

 

 

 

さらに、

人事を尽くして天命を待つ、

これを成し遂げる意義として、

 

一点一画もおろそかにせず、

やれることをやれば

それが自信になって、あわてない、

というのがあると思います。

 

 

 

 

 

ぼくは、ハンパなことが嫌いです。

とことんまでやらなければ、

自分に納得ができないんです。

 

 

 

 

 

いかなることでも、

やっていることが尻切れトンボだと

「出来るかな? 大丈夫かな?」

と、あたふたしがちです。

 

 

 

 

 

 

 

多くのケース、

自信のない行動というのは

まともなわけがありません。

 

 

 

 

 

「きちんと勉強したのだから、大丈夫」

「これだけしっかり練習して

うまくいかなかったら、もうしょうがない」

 

というところまで、やれることをやるのは

自信を身につける意味でも大切だと考えています。

 

 

 

 

 

それでも不安なときに

「人事を尽くして天命を待つ」

ということわざを

思い浮かべるといいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

このことわざが好きではないという人は

「人事を尽くして天命を待つ」の

天命を【待つ】、という箇所が

どう考えても運次第で、無気力に

感じるからではないかと思います。

 

 

 

 

 

いかにも、絶対うまくやってみせる!

という意味ではありませんからね。

 

 

 

 

 

もとより、

がんばれば、間違いなく成功するようなことに

このことわざを使うべきではないと思います。

 

 

 

 

 

言うまでもなく、

このことわざの意味はどこまでも

やれるだけのことをやって、運命を待つ。

というものなので、

それをどう理解するかはその人次第かもしれませんが、

 

合格が明らかな受験や、絶対に勝てる試合などは

「天命を待つ」なんてこと言ってないで

気を引き締めて奮起しろよ、という話です。

 

 

 

 

 

ですが、何をどうやっても

大丈夫かどうかはっきりしない、という案件が

農家にはつきもの。

 

 

 

 

 

その場合は

兎に角、やれるだけのことはやっておく

そうすることで、あとの結果は

ジタバタしないで受け入れる、

 

それが、人事を尽くして天命を待つ

ということの真の主旨ではないかなぁと。

 

 

 

 

 

つらつら考えてみると、

なんだかんだと気がかりだったり、

狼狽えるときって、

総じて大した努力をしなかった時です。

 

 

 

 

 

そのような場合は

できることを、可能な限りやってみる

というのが肝要なんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

そうすることで、

なぜかしら肝がすわってきて

平静でいられるのでしょう。

 

 

 

 

 

合わせて、

仮に、うまくことが進まなくても

自分自身が「これ以上やりようがない」

というところまでやった経験は

将来の自分に、

誇りを与えてくれることでしょう。

 

 

 

 

 

ぼくは、50歳だけど・・・

自分自身が、まだまだ無限の可能性を秘めていると信じています。

 

 

 

 

 

 

♬ 限界まで限界まで あきらめない woo oh oh ♪Back to the fireーーッ!

 

 

 

 

 

 

 

って感じです。

 

 

 

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皆さまのご予約を、心よりお待ちしております。

よろしくお願い致します。

 

 

 

 

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