冬の野菜である矢切ねぎの販売を終えて、
いまの時期は、来シーズンの矢切ねぎの苗木を自宅畑で一生懸命に育てています。
魂を込めた苗木ですから大切に育てています。
だけどね、大切に育てる事も大事なんですが、時々厳しさも教えているんです。
ここで言う厳しさは、【あえて葉っぱを切る】事です
定植までに2~3回は切ります。斬ります。ブッタ斬ります。
なぜ苗木の状態で葉っぱを切るのかというと、
葉っぱを切ると軸が太くなり、しっかりするからなんです。
骨折すると、完治すると補強されて骨が太くなるのと一緒です。違うか!!
でもイメージはそんな感じ。
人間の若いころと同じですよね
『可愛い子には旅をさせよ』
『若いころの苦労は買ってでも背負え』と
今後、生育畑に植え替えたあとは、出荷するまでの何か月もの長~~~いあいだ、
酷暑や極寒、強風や大雨、害虫の発生や病気の蔓延などの様々な荒波が待ち構えています。
どんな困難にも負けないように、僕は愛情をこめて矢切ねぎの葉っぱを切っているんです!