カッコいいとは、ダサいの対義語ではなく、
ダサいを超越しきった最上級にあると思うのは、ぼくだけだろうか?
はい、どーも、
【主役になれる野菜·矢切ねぎ】
魅力伝道師の近藤です笑
アラフィフ世代の
ネギージョ・ネギダンの皆様、
いかがお過ごしでしょうか?
ぼくは、昨夜、万歩計つけて
寝たら47歩歩いていたことになってました。
なんでだろ?って只今思案中。
今日は、
アラフィフ世代の
ネギージョ・ネギダンの青春ど真ん中、
BOØWYでも書こうかなぁと。
浜省や、尾崎、ハウンド・ドッグは
ちょいちょい書いてるもんね。
80年代を象徴するバンド、BOØWY(1981~1987)。
彼らのアルバムから強いて1枚、
と言われれば、ぼくはこのアルバム・・・・・
「JUST A HERO」を推挙します。
あくまで強いてよ。
このアルバムは、
1986年に発売された、
4枚目になります。
近藤少年、14歳。
中学3年生の時。
実を言えば、
BOØWYを聞き始めたのは、
このアルバムからなんです。
かねてより、
知っていたことは知っていたんですけど・・・
同クラ(おなくら/同じクラスの友達の略)や
ギターを弾いている連中からも
ちょこちょこ「BOØWY」の名前は
耳に入っていたのですが、
当時は「パンクバンド」として認識していたので、
聞き逃していたというのが実情です。
それより後に軌跡を追いかけると、
パンクらしいパンクは
デビューアルバムの「MORAL」(1982)くらいで、
2ndの「INSTANT LOVE」(1983)からは
ニューウェーブの色が強い頃でした。
こうして、3rdアルバム「BOØWY」(1985)を出し、
ライブ活動で徐々に、
知名度と注目が集まりつつあった頃合いで世に出されたのが、
この4thアルバム「JUST A HERO」でした。
収録曲は以下です。
1.ダンシング・イン・ザ・プレジャー・ランド
2.ルージュ・オブ・グレイ
3.わがままジュリエット
4.プラスティック・オーシャン
5.ジャスティー
6.ジャスト・ア・ヒーロー
7.1994(レベルオブコンプレックス)
8.ミス・ミステリーレディ
9.ブルー・バケーション
10.ライク・ア・チャイルド
11.ウェルカム・トゥー・ザ・トワイライト
このアルバムは、
BOØWYの経歴の中でも
いちばんニューウェーブ寄りの
取り組みと言えます。
シンセやシーケンサーを
やたらと使った華美な音は
この先のビジュアル系バンドの模範となりましたし、
「俺たちは、単調なギタービートバンドではない」
という潜在能力が噴出した1枚です。
氷室―布袋ペアによる印象的あわせて旋律的な演奏あり
(「わがままジュリエット」「ジャスト・ア・ヒーロー」
「ウェルカム・トゥー・ザ・トワイライト」)、
十八番(おはこ)の鮮やかな指さばきな
ギターリフものあり(「ライク・ア・チャイルド」)、
目の覚めるようなリズム隊との合奏が
とんでもない楽曲あり
(「ダンシング・イン・ザ・プレジャー・ランド」
「ルージュ・オブ・グレイ」「ジャスティー」「ミス・ミステリー・レディ」)、
同志である吉川晃司とのマル秘な
ファンクナンバー「1994(レベルオブコンプレックス)」、
布袋のパフォーマンスもカッティング、アーミング、
ガットギター、アコギなどなど
(「プラスティック・オーシャン」ではバイオリンまで)
殊の外、広範囲にわたっています。
とりわけ、このJUST A HEROにある曲の歌詞は、
なんとなくのコンセプトだったり、
物語りがあるのかというと、
そんな類なものはあまりなく、
皆目見当がつかないという感じがします。
歌詞カードを見ても、ちんぷんかんぷん。
取りも直さず、
ビートと、言葉の響き。
それが素晴らしく一致して、
なんとなく垢抜けてるんです。
その頃、なかなか
メディアに露出しない(できない)事を利用して、
彼らのベールに包まれたオーラを膨らませました。
こうしてBOØWYは
次作5thアルバム「Beat Emotion」(1986)で
ビートバンドとしての最終形態を誇示し、
シングル「B BLUE」と「Only You」の大当たりで、
額面通り存在感のあるバンドに駆け上がるのでした。
で、ぼくが高校1年の時の
1987年12月24日 渋谷公会堂
クリスマスイヴで解散宣言が、本当の解散ライブ。
1988年4月4日、5日の
2日間にわたって東京ドームで開催された
「LAST GIGS」は、
ファンへの御礼の意味の
最後の打ち上げ花火的なものだったんだよね。
考えようによっては、再結成的な。
高校1年の時、突然クラスの女子の大半が休んだんだよ
男子友達に聞いてみると
『今日LAST GIGSのチケット発売日だよ』って
当時のチケット予約は、今とは違って電話で【チケットぴあ】に直電話するの
早いもの勝ちだから、女子達は学校を休んで家電話で。
まさに社会現象。
確か10分で完売したんじゃなかったかなー
結局、クラスの女子誰もチケットをゲットできなかったような。
いやぁ、、、、高校1年の時は、
BOØWYは解散しちゃうし、
尾崎のアルバムは延期されちゃうし、
そのあと逮捕されちゃうし、
もう色々ありすぎて、ショックショックの年だったなぁ。
尾崎のアルバムは、
今は閉館した
柏そごうに予約したんだっけ。
高校にあがってからのBOØWYの話しは
またどこかでしますね。
「今日は、みんなにちょっと言わなきゃいけないことが、
ひとつあって・・・。」
(どよめく観客)
「6年間・・・6年間・・・・・・6年間、
BOØWYをやってきました。
誰がなんと言おうと日本で一番カッコイイバンドだったと思います。
高橋まことと・・・それから松井恒松と・・・
布袋寅泰と・・・氷室京介が、4人が・・・。
4人が、思い切り4人でできる音楽を6年間やってきました。」
しゃべりながら感極まって、正面が向けない氷室と、
腕を組んで観客から後ろを向けるしかない布袋のこの光景、
ムッチャ、くるもんがあるよな。
「これから、ひとりひとりが、ひとりひとりの為に、
今まで4人でしかできなかった音楽をやってきたように・・・、
ひとりひとり、これからやって行こうと思います」
その時、打ちひしがれていた氷室は、
この沈んだ空気を断ち切るように
クリスマスイヴの最後にこう叫んで解散宣言を終えた。
「フォークのバンドじゃねーんだから、
ジメッとすんのは似合わねーと思うから!
最後に、ビシッと贈るぜ!Dreamin’!!」
1987年12月24日
『ROCK’N ROLL REVIEW DR.FEELMAN’S PSYCHOPATHIC HEARTS CLUB BAND TOUR』
渋谷公会堂 BOØWY – 暴威s, be ambitious!
それじゃ、今日はこの辺で。
良い一日を〜♪( ‘ω’ و(و ”
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