困難に直面したら、あの滋養強壮剤のような映画を観て打ち克とう
準備中
♪踊る暇があったら発明して…
水カンのエジソンがループ再生になったまま寝ちゃったせいで
脳内再生され続けるし、
何かを発明しなきゃいけない強迫観念に襲われてる
はい、どーも、【主役になれる野菜·矢切ねぎ】
魅力伝道師の近藤です笑
アラフィフ世代の
ネギージョ・ネギダンの皆様、お元気ですか?
朝晩の温度差も激しく
季節の変わり目に体が慣れなく
体調崩しがちですが、気をつけてくださいね。
真面目にやっていても、
実を結ばなかったり、
いろんなことが暗礁に乗り上げてしまったり、
それこそ落ち込むこともあるかと思います。
そんな折り、
アラフィフ世代のネギージョ・ネギダンの皆様は
どう心機一転を図っていますか?
ぼくは、
滋養強壮ドリンクのような映画を
見ることにしています。
こう、シャッキーンとするような。
ユンケルンバで、ガンバルンバ~♪
強制的にやる気モードに変換させたい場合は、
シルヴェスター・スタローンの
『ロッキー』シリーズ一択。
まぁ、
アラフィフ世代のネギダンは、
この気持ち、分かるよね?
たいていのアラフィフ世代のネギダンにとって、
ビル・コンティ作曲によるこのシリーズのテーマ曲
『Gonna Fly Now』ほど
意欲を起こさせる旋律はないはず。
中学の同級生は、
高校の受験勉強をしている時間、
この『Gonna Fly Now』
を延々とかけ続けたってやつもいたし。
朝、ランニングしていたやつは
ウォークマンにこの曲を仕込んで
ロッキーになりきってたやつもいた。
そう、この楽曲が流れ、
画面に巨大な「ROCKY」の
文字が右から左に流れていけば、
すでにそれだけでヒデキ、感激、バーモント、
というほど興奮状態の連中も少なくないはず。
シリーズの中でも一番良いのは1作目。
3が素晴らしいと云われる人、
華美な4がベストと云われる人など
個々好みが分かれますが。
ぼくは、飛び切りで1が神作だと思ってる。
それは本作が本質的に、
いつの時代も変わることのない
「持たざる者たちへの応援歌」
だからに他ならない。
不遇な境遇を見事にはね返すロッキー、
エイドリアンとの巡り合い、
今後、始まるシリーズのプロローグでもあります。
スタローン本人が、
この作品でロッキーと同じく、
スターの座を構築した歴史的作品でもあります。
ロッキーシリーズ、
スタローンのルーツがここにあります。
この1の中で、
魅かれるのはロッキーの性格。
これはたくさんの人が共感していると思いますが
実際温かいんですよ、ロッキーって。
非行少女(ロッキー・ザ・ファイナルでも再登場)
を救ったり、
大人しいエイドリアンの元に
毎日訪れて熱心に考えた冗談を話したり、、、、などなど。
心が和む挿話(そうわ)が多い。
さらに、映像的にも
演出がよく考えられているのが
見受けられます。
曇天が多いのもロッキーの感情を表していたり、
エイドリアンと生活を共にし始めた翌日、
足のアップ(女は足にくる)から映し出したり、
それらの映像を見ているだけで心がおどってくるのです。
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映画『ロッキー』 のストーリー
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建国200年を前にした1975年。
(アメリカ独立記念日は1776年)
ペンシルベニア州フィラデルフィアで暮らす、
ボクサーのロッキーは
高利貸しの取り立て屋の仕事も
同時に手伝っていました。
30歳の孤独なロッキーは、
ペットのカメと金魚を寵愛し、
友人ポーリーの妹エイドリアンが働く
ペットショップに顔を出すのが習慣。
エイドリアンは恥ずかしがり屋で社交が下手な、
メガネをかけたやがて30歳になる地味な女性です
ポーリーと2人で暮らすエイドリアンは、
毎日ポーリーの面倒を見ていますが、
ポーリーは常にエイドリアンをバカ呼ばわりしています。
過日、ボクシングジムに足を運んだロッキーは、
自分のロッカーが他の人のものになっていることに激怒、
ロッキーはトレーナーのミッキーを非難します。
ミッキーから
「才能があるのに悪い連中の仕事をして自堕落な生活をしている。
お前は腐ったトマトだ。もう引退しろ」
と言われるロッキー。
そんな時、ロッキーに予期しない最大の機会が訪れます。
世界チャンピオン、アポロ・クリードの挑戦者が
負傷し試合を欠場することになりました。
そこで、アポロらは話題作りのために、
無名のボクサーを対戦相手に呼ぶことにします。
その対戦相手に、
ロッキーが選ばれたのです。
ですが、それは、たんにアポロが
「イタリアの種馬」というロッキーの愛称について、
面白かったという理由だけでした。
ロッキーは実力差が明白なことから、
勝負を一旦断りますが、
ほぼ無理やり試合をすることになるのです。
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┃ロッキートリビア1 生卵5個飲み干す誰もが知るシーンについて
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背水の陣で臨む精神・肉体ともに頑丈(タフ)な男を
演出するためです。
すっごーい!サルモネラ菌にも勝っちゃうんだー!
やっぱりロッキーは凄いんだーって感じかな。
そう、日本人にとって
当たり前に食べる生卵が、
海外では通用しないんです。
他国では
食中毒まっしぐらの常軌を逸した行動です。
アメリカでの公開時、
この場面になると観客からは大合唱のごとく、
叫びと非難の声、
加えて嗚咽の嵐に包まれたそうです。
ところが、
リスクはあるものの、
生卵は体作りにうってつけですし
滋養強壮の利き目があり、
貧乏なロッキーが取れる簡単な方法。
強いイメージを
視聴者に植え付けるには、
かなりの効果でした。
これは後のシリーズで
「まだ生卵を飲んでいるのか?」
というやり取りがあり、
卵の生食は
ロッキーのチャレンジング・スピリットの
比喩的表現ともいえるでしょう。
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┃ロッキートリビア2 リンゴを受け取る場面は即興だった
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ロッキーがあの名曲と共に走っている時、
おじさんがリンゴを放り投げます。
これ、少しも台本にないことで、
このおじさんは
映画撮影をしているということにすら
気づいていなっかたそうです。
このおじさんも、
その後、ロッキーを必ずや見たでしょうし、
「えっ、あれ、映画の撮影だったの?」
と驚いたことでしょう。
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┃ロッキートリビア3 イタリアの種馬ことロッキー・バルボアはスタローンそのもの
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イタリアの種馬(Italian stallion)。
ロッキーは
イタリアの種馬(Italian stallion)と紹介されていますが、
これはスタローン(Stallone)が
イタリア出身であることと引っかけたもの。
この作品はロッキーというキャラクターと、
売れない役者だったスタローンという実在する人物が、
映画の中と現実とで重ね合わせながら
願いが現実のものとなっていくサクセスストーリーなのです。
そもそもスタローンは、
役者を志すも、うだつが上がらず、
(54回もオーディションを受けたが全て落選)、
そのような状況で、
書き上げたロッキーの脚本が製作会社の目に留まり、
映画化することに。
最初、製作側は
アルパチーノ等よく知られた俳優を
使おうとしていたらしいですが、
自身が主役のロッキーでないのなら、
映画化させない、
とスタローンが抵抗して、
この映画ができたんだとか。
「ロッキー」と重なるんですよ。
シルヴェスター・スタローンの役者人生は・・・・。
┏◆
┃映画史上に残る男の友情
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『ロッキー』といえば、
数多の見せ場があることでも評判なのですが、
どうしても紹介しておきたいのは
ミッキーがロッキーのアパートを訪れる、
あのシーンでしょう。
世界王者・アポロの思いつきで、
いきなり試合をすることになったロッキー、
そんな彼の元にミッキーがやってくる。
いい試合にするには適切なトレーナーが不可欠だ、
従って経験がある俺をぜひ雇用しろ、
とこれまで冷たくしてきたのに
態度を変えてアプローチしてくるミッキー。
そのような彼に
ロッキーは激怒する。
「もっと昔に救って欲しかったよ!」と。
キレるロッキーにミッキーはすがるように、
また吐き出すようにこう語る。
老年になって思う、俺の人生は一体何だったのか?
お前に俺のような人生を歩ませたくないんだ、と。
けれでもロッキーは
ミッキーの申し出を断る。
自分の情けない心の部分を
見せたにも関わらず
迎え入れらなかったミッキーは
涙を浮かべながらロッキーのアパートを出る……
弱々しく歩くミッキーの小さな背中が泣いている
・・・・・・・とその時、
アパートを飛び出し、
ミッキーの後を追うロッキー。
ここ、ここ、ここだよ。
このカットは
ラスト以上に目頭が熱くなるんだよな。
この仲直りのシーンに
セリフはなく、
とにかく引きの映像で気持ちをとらえる。
ロッキーが
ドアを開け、飛び出す瞬間、
ビル・コンティの
感動的なピアノが心の痛みに突き刺さる。
あーーー、
このシーン、マジで何回でも泣けるわぁ。
あれだけ人を見下していたミッキーを、
それでもやっぱり受け止める。
泣かせるぜまったく…
ロッキーのだんなぁ、あんた、心に染みるほど、優しい男だぜ・・・。
そう、この2人、これがザ男の友情。
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┃勝敗の行く末はどうなった?
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試合の結果はロッキーの判定負けです。
本作はロッキーが
男を立証するためのものですので
結果については
実際のところ、オマケに過ぎません。
しかるにこの判定負け、いや、
判定勝ちをしたアポロ・クリードに、
その力量について、
懐疑的な見方が出てきます。
この勝敗がロッキー2の構想の伏線となりました。
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所感 人間味があるロッキーの色気が詰まった成長と挑戦の映画
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努力、夢、挑戦
を題材にした何度見てもいい作品。
とりわけ、ロッキーの人となりや生きる姿勢、
取り巻く環境を余さず描いたのがいい。
高利貸しの片棒を担いだりするも、
相手に配慮したり、
非行少女に注意をしながら家まで送ったり、
シャイだけども
まっしぐらにエイドリアンの関心を引こうとしたりと。
ものすごい人間的な
ロッキーの魅力にあふれている。
ある意味、
「男が、男として大切に思うもの」
が念入りに入っているのだ。
ジェンダーがああだこうだという話は抜きにして、
帰するところ、
「男らしさ」「男に生まれたならば」みたいな、
男性に代表される魅力ってものはあると思う。
重ねて、
意を決してというか、
アポロと戦うことを選択したところも
自分としてはすごく好きだ。
トレーナーのミッキーからは
借金取りのチンピラ扱いされ、
記者会見では侮辱され、
しかし、エイドリアンと交際するようになって
今までの半端な人生にピリオドを打つ。
戦う理由なんてたったこれだけでいいんですよ。
惚れた女の前では、かっこいい男でありたい。
これだけで。
痛快さはないかもしれませんが、
殊の外、ヒューマンストーリーにあふれている。
あらためて、
試合で『勝たない』というのもすごくいい。
「いいさ、もともとクズさ。何にもねぇ男なんだ。
そう思えばよ、気が楽だよ。
負けて当たり前だ。例え脳天を割られたって平気だ。
最後までもちゃ、それでいい。
15ラウンド戦って、それでもまだ立っていられたら…
ただそれだけで俺は満足だよ。ゴロツキじゃないってことを証明できる」
試合の前夜、ロッキーが心に決めたことは
勝つことではなく、
ギリギリまで立ち続けること。
ロッキーとアポロの息詰まるバトルは
最終15ラウンドを迎え、
最早、双方共に疲労困憊。
無情にも会場をゴングが包み、
即座に試合を報じる記者が
ロッキーに押し寄せるも
まともに取り合わないロッキー。
ただただ、
エイドリアンの名を叫ぶのみ。
「エイドリアーン」ってやつね。
思わず、今、そのシーンをYouTubeで再生しちゃったよ。
ダム決壊。
ロッキーにとって、ボクサー人生はここで終わり、
他にはただ愛おしい恋人だけが残った、
ということでしょう。
応じるようにロッキーに走り寄るエイドリアン。
(このときに帽子には釣り糸が細工されており、
意図的に観客に揉まれ脱げるよう工夫がされていたといいます。
きっと着飾るものが無くなり、
新しい状況でロッキーと対峙させるための目論見でしょう。
としたら・・・脱帽です。帽子だけにw)
リング上はアポロ・クリードの勝利をアナウンスしますが、
ロッキーにとっては今や興味のないこと。
エイドリアンと強く抱擁するところで、
今作は完結する。
ついでながら、
幕切れにはもうひとつ案があり、
すでに撮影まで済ませていました。
それはポスターにもなっている、
エイドリアンと手を繋いで、
静かに試合場の廊下から離れていく、というもの。
ギリギリまで使うつもりだった
このエンディングを手直ししたのは、
何物でもないスタローンその人だった。
(脚本段階でその頃の流行りであった
アメリカン・ニューシネマをなぞらえた
ラストも想定されたが、
当時の妻サーシャ・チャックの大反対により、
めでたしめでたしの路線で進められたと聞く)
スタローンは妻サーシャのアドバイスに即して、
『ロッキー』をハッピーエンドにすることを決め、
「ロッキーにとって思いっきり幸せな瞬間とはどこなのか?」
を考えあぐねた結果、
二人が抱き合っている最中、
時を止めたような状況でのラストを選んだのだった。
荻昌弘氏という映画評論家は
ロッキーを“これは人生、するかしないかの選択肢で、
する方を選んだ勇気ある人々の物語です“
という言葉を残しました。ピンポ~ン、大正解!!まさにそれな!!
挑戦する気持ちを失いそうになる時、
この映画をあらためて観て
熱くなってもらえたらと思います。
あの日あの時ロッキーを見終えて映画館の外に出た瞬間、
思わずシャドーボクシングをやってしまった、
あの頃の熱い気持ちを
ぼくも忘れたくないよ!!
末筆ながら、
アラフィフ世代のネギージョ・ネギダンの
さらなるチャレンジングな人生を祝福し、
益々のご多幸とご発展をお祈り申し上げます。
それじゃ、今日はこの辺で。
良い一日を〜♪( ‘ω’ و(و ”
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新商品・カネキ近藤農園「極 矢切ねぎ」の予約販売のご案内
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カネキ近藤農園「極 矢切ねぎ」の予約販売が始まりました(2023年2月発送分/予定)
カネキ近藤農園の「極 矢切ねぎ」は、
徹底的に土づくりにこだわった私が作った矢切ねぎの中から、
さらに厳選したものだけを詰めてあります。
珠玉の矢切ねぎと呼んでも過言ではありません。
味・重量感・見映え・・・すべてにおいて別格の「矢切ねぎ」です。
最高の贅沢を経験したい方、
特別な方へのプレゼントをお探しの方、
あるいは料理の幅を広げたい方などにおすすめいたします。
今までにない矢切ねぎの深い世界を五感でお楽しみください。
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皆さまのご予約を、心よりお待ちしております。
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